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ヨルダンのビザが必要な場合と個人での取得方法

ヨルダンビザについて。日本国籍保有者はヨルダンに入国するに当たりビザが必要です。

国境のうち、空港と、キングスフセイン橋(アレンビー橋)を除く陸路国境ではアライバルビザが取得可能です。よって特に事前準備をする必要はありません。

一方で、エルサレムからアンマン(ヨルダンの首都)へ向かう最短経路にあるキングスフセイン橋国境ではアライバルビザが発給されません。よって事前にどこかのヨルダン大使館で観光ビザを取得する必要があります。

ちなみに、ラマッラ(パレスチナ)の大使館でビザが即日発給されるようです。テルアビブの大使館でも取得可能ですがイスラエルの入国スタンプが押されたのと同じなので推奨されていません(イスラエルのスタンプが見つかると一部の国では入国を拒否されます)。

今回僕は東京の大使館でビザを取得しました。

ヨルダン大使館のHPがリンク切れになってる(汗)のですが、必要書類等は事前に調べた2012年ごろのブログに書いてあったことと同じでした。

必要書類はパスポートと申請書(現地で書けます)、そして証明写真(4.5×3.5)です。証明写真機は大使館周辺にはありません。僕は証明写真を忘れ渋谷まで歩いて撮りにいきました(涙)。

受付時間は平日の10時から12時。受け取り時間は翌日以降の10時から12時です。料金は無料、有効期間は発給から三カ月です。

大使館は渋谷の高級住宅街の一角にあり、前まで行くとアラビア語の看板がかけられ警備員が立ってるのですぐわかります。

門から入るとまず訪問者リストへ記入を求められ、その後金属探知機で体を検査され荷物の中を目視されます。なので危ないものは持っていかないようにしましょう(当たり前)。

その後庭を抜け、普通の民家に土足で入り、右の部屋に入るとビザの申請窓口があります。僕が行った時は人がいなかったので待つことはなく、受付自体も3分ぐらいで終わりました。

ちなみに訪問者リストを覗くと業務ビザを取りに来る人がほとんどでした(○友商事とか○清紡とか)。

ところで、キングスフサイン国境について。イスラエルから他のアラブ諸国に行こうとする場合、イスラエル特有のアラブ諸国との仲の悪さから飛行機で直接行くのが困難です。そこで、イスラエルに対して唯一陸路国境を開いているヨルダンへ行き、ヨルダンから飛行機で他のアラブ諸国に行くというルートがとられることが多く、その場合に通ることになるのがキングスフサイン国境です(場所→Google マップ

このキングスフサイン国境はパレスチナ自治区であるところのヨルダン川西岸地区にあり、パレスチナ人がヨルダンへ行くために主に使用されている国境です。パレスチナ人はイスラエルの唯一の国際空港であるベン=グリオン空港の使用を拒絶されているので、パレスチナ人が外国へ行こうとする場合、ヨルダンのアンマンの空港を使うそうです(以上Wikipediaより)。

 

参考になるブログ記事

http://ameblo.jp/kiseki3091/entry-11307991663.html←日本でのビザの取得方法

http://sekaiisshuu.net/ramallah/←ラマッラでのビザの取得方法

 

エルサレムからアンマンへの行き方はこちら

エルサレムからアンマンへの行き方(2017.8) - アルトリアブログ